現代本格ミステリの研究txt,chm,pdf,epub,mobi下载 作者:諸岡卓真 出版社: 北海道大学出版会 副标题: 「後期クイーン的問題」をめぐって 出版年: 2010-3-31 页数: 254 定价: JP¥3360円(本体3200円+税) 装帧: 単行本 ISBN: 9784832967328 内容简介 · · · · · ·〈探偵はどんなに論理的に推理を行ったところで、唯一絶対の真実には到達できない〉〈完全な本格ミステリは存在しない〉という「後期クイーン的問題」を軸に個々の作品を分析。新本格からゲームまで現代ミステリの初の本格的研究。 作者简介 · · · · · ·諸岡卓真(もろおか たくま) 1977年 福島県生まれ 2008年 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)北海道大学 現 在 北海道大学大学院文学研究科専門研究員,藤女子大学ほか非常勤講師 専 門 ミステリ論,テレビゲーム論 論文等 共著に『幻想文学,近代の魔界へ』(青弓社,2006年),『ニアミステリのすすめ』(原書房,2008年)。論文に「九〇年代本格ミステリの延命策」(「ミステリーズ!」vol.3,2003年,第10回創元推理評論賞佳作),「〈日常〉の謎――加納朋子『ななつのこ』論」(『日本近代文学会北海道支部会報』第11号,2008年),「ねじれた推理――『かまいたちの夜×3』論」(『層―映像と表現』vol.3,2010年)など。 目录 · · · · · ·序 章 「後期クイーン的問題」をめぐって1 ミステリの現在 2 後期クイーン的問題の見取り図 3 各章の構成 第一章 多層化する境界線――氷川透『人魚とミノタウロス』論―― 1 探偵の死 · · · · · ·() 序 章 「後期クイーン的問題」をめぐって 1 ミステリの現在 2 後期クイーン的問題の見取り図 3 各章の構成 第一章 多層化する境界線――氷川透『人魚とミノタウロス』論―― 1 探偵の死 2 メタレベルからの保証 3 メタファーとしてのゲーデル問題 4 偽の手がかり問題 5 二重のカタルシス 6 顔のない死体 7 それでも行方不明になる真実 8 THE BORDERLINE CASE 第二章 本格ミステリ殺人事件――麻耶雄嵩『翼ある闇』論―― 1 語り手の立場 2 香月実朝の矛盾 3 推理の検証――メルカトル鮎の場合 4 推理の検証――香月実朝の場合 5 メルカトルを殺したのは誰か 6 銘探偵の掟 第三章 九〇年代本格ミステリの延命策 1 銘探偵のアポリア 2 二重の回避 3 新たなロジカル・タイピング 4 捏造の徴候 5 行方不明になる真実 6 ずれていく真実 7 偽の手がかり問題の回帰 8 後期クイーン的問題の功罪 第四章 置き去りの推理―― 『逆転裁判』論―― 1 一九九四年の転機 2 小説/ゲームの本格ミステリ 3 『逆転裁判』におけるプレイヤーとPC 4 『逆転裁判』における偽の手がかり問題 5 置き去りの推理 6 変 節 7 千尋の言葉と意外性 8 再び置き去りの推理 9 最後の企み 10 ゆさぶられるのは誰か 第五章 並立の推理―― 『逆転裁判2』論―― 1 二つの論証 2 サイコ・ロック 3 制限される情報 4 「僕は誰も殺していない」 5 並立の推理 6 宙吊りの決断 7 正しさ/適切さ 第六章 操りという幻想――西澤保彦『神のロジック 人間のマジック』論―― 1 ネタとしての後期クイーン的問題 2 見えるものが見えない 3 思い込み 4 肥大化する操り 5 異教徒と暴力 6 完全な操り/操りの自壊 7 最後の思い込み 第七章 現代本格ミステリのアポリア 1 操りの時代 2 探偵の失敗 3 手がかりの真偽 4 混乱の原因 5 空転する論理 6 偶然と奇跡 7 現代本格ミステリのアポリア 終 章 本研究の成果と課題 注 引用・参考文献一覧 あとがき 初出一覧 人名索引 事項索引 · · · · · · () |
出新了自然都买
一如既往地 好看
书的内容好那自然是没得说,单单拿书就够你欣赏一番
大大点赞!